また読み返したいと思うマネージャー向けの書籍10冊

マネジメントの経験は一切なかったけど、立場上マネジメントというスキルが必要だったので右往左往しながら勉強したものを整理してみました。

約1年でエンジニアとデザイナーが合わせて10人となり、半分は自分より年上で新米マネージャーとしては「どうしたもんかなぁ」という感じです。相談すると「実践あるのみ」という答えが返ってくるので、正直なところ「しんどいなー」って思いました。きっと、経験から学ぶのが一番なのでしょうけど。

何にしても、経験ないからと言い訳して素人の思い付きでチームを振り回すわけにも行かないので、経験がない代わりに理論を学ぼうと色々読み漁りました。結果「また読みたいなー」と思った本を並べておきます。まだ、成果らしいものはないけれど、1年経ったので備忘録代わりに書いておきます。

1分間マネジャー

マネージャーがするべきことをとてもシンプルに説明した本です。メンバーの意欲を引き出すマネジメントの秘訣は「目標の立て方」「メンバーの褒め方」「間違いの修正の仕方」の3つだけ。物語形式で書かれているので本を読むのが苦手な人でも読みやすいかと。

1分間リーダーシップ

4つのリーダーシップスタイルについて書かれており、メンバーの発達レベルに合わせて「対応を変える」ことを学べます。日々の業務で忘れそうなので机の上に置いておくと役に立ちそうです。

無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論

学術的な裏付けに基づいたマネジメント理論を学べる一冊。説明が丁寧でわかりやすいので読みやすいと思います。

チームのことだけ、考えた。

サイボウズが試行錯誤して形にした、多様性を大切にしたマネジメントや人事制度が説明されています。チームで働くための共通言語の作り方が面白いです。青野さんの経営哲学ものぞける感じのストーリーで個人的にはかなり好きな本です。

How Google Works

エンジニア組織を作るなら読んでおきたい一冊。

ワーク・ルールズ!

Google の採用、育成、評価について人事が語った本。あのGoogle も試行錯誤しながら人事制度を作り上げているんだなーと。

ウォー・フォー・タレント ― 人材育成競争

高い業績を上げている企業はマネジメント人材の育成に力を入れている。小規模な組織でフィードバックとコーチングを重視したメンタリング制度がどうやったら機能するのか気になるところ(人が増えたら真似出来そう)。

人事よ、ススメ! ―先進的な企業の「学び」を描く「ラーニングイノベーション論」の12講

人材開発の理論や実例を研究者や実業家から学ぶ「ラーニングイノベーション論」が書籍になったもの。内容はためになるけど、個人的には読みづらかったです。

HARD THINGS

経営の修羅場が多すぎて色々アレですが、その実体験から得た教訓は参考になるものが多いです。

インテル経営の秘密

ミドルマネジメントがいかに大切であるかを解説している本。マネジメントでおすすめの本を1冊と言われたらこの本を薦めます。具体的な話も多いので実際に真似して会社で試した事も多いです。